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自分ではなかなか気づくことができない頭皮の汚れ。
普段のシャンプー方法できちんと汚れが落とせているのか、実は知らない方も多いのでは?
頭皮の汚れを落とす方法は、日頃のケアを少し変えるだけでもできることがあります。頭皮汚れのメカニズムを知って、正しいケアを行いましょう。
頭皮汚れの正体は??
頭皮の汚れには、「体の中からでる汚れ」と「外から付着する汚れ」の2種類があります。
【体の中からでる汚れ】
体の中から出てくる汚れは、主に皮脂と古くなった角質です。
皮脂
毛穴にある皮脂腺から出てくる脂のこと。皮脂には頭皮を乾燥や刺激から守るという大切な役割があります。しかし、過剰に皮脂が分泌されたり、きちんと頭皮を洗えていない場合は、皮脂が毛穴に残ってしまいます。
毛穴につまった皮脂は、酸化するとベタつきや臭いの原因になります。
古くなった角質
お肌がターンオーバーを繰り返すように、頭皮も古くなった角質が剥がれ、新しい皮膚がうまれます。古くはがれた角質は日頃のケアで洗い流されたり、目に見えない大きさで落ちていきますが、正しくケアできていないと、頭皮に残ったまま、においやかゆみを引き起こすことも。
【外から付着する汚れ】
外出すると気づかないうちに風に吹かれて、髪や頭皮にたくさんのほこりや花粉がくっつきます。
しかも、一度ついた汚れは落ちにくく、アレルギーや頭皮のかゆみ・赤みにつながる可能性があります。
頭皮や髪につく汚れを『きちんと落とす』ことで、頭皮トラブルを未然に防ぐことができます。
頭皮汚れの落とし方
しっかり洗っているつもりでも、なかなか落ちない頭皮の汚れ。
「髪を洗うのは2日に1回が良い」
「シャンプーは使わずに水で洗う方が良い」
など、最近はいろいろなヘアケア方法が紹介されていますが、皮脂汚れは寝ている間にも蓄積されてしまうため、1日1回は洗髪をしましょう。
また、シャンプーを使わずお湯だけで洗う“湯シャン”は頭皮の皮脂バランスが崩れる可能性があるので、シャンプーを使って髪を洗いましょう。
> 髪と頭皮は本当に洗う必要がある!? 洗髪回数、頻度はどのくらいが正しい?
それでは、実際にどのように洗髪をしたら良いのでしょうか。
1.デイリーケア
■シャンプー前にはブラッシングを
シャンプー前のブラッシングにはこんなメリットがあります。
・頭皮や髪についた大きな汚れを落とす
・シャンプーの泡立ちが良くなる
・洗髪時の抜け毛が減る
ここでひとつ、気をつけていただきたいことがあります。
いきなり髪の根元からブラッシングをすると、髪がからまったまま引っ張ってしまい、そのまま抜けてしまうことがあります。ブラッシングをする際は「毛先から10cmずつ」髪をといていきましょう。
■正しいシャンプー方法
頭皮汚れを落とすために、洗髪時に気をつけたい点はこちらです。
・お湯の温度は38度程度
・予洗いは3分以上
・シャンプーをしっかり泡立てる
・すすぎ残しのないよう“溜めすすぎ”ですすぐ
シャンプーをするときは、お湯の使い方が大切です。
ぬるめのお湯を髪にたっぷりと含ませて、シャンプーをしっかり泡立てる。シャンプーを残さないようにすすぐこともポイントです。
> 頭皮のかゆみを防ぐ2つの対策。正しい洗髪方法とシャンプー選びのポイント
2.スペシャルケア
日頃のお手入れとは別に、スペシャルケアを定期的に行うことで頭皮を清潔に保つことができます。
自宅でおこなえるスペシャルケア
■頭皮クレンジング
自宅でケアを行いたい場合は、「オイルクレンジング」がおすすめです。
シャンプーで髪を洗う前に頭皮汚れにオイルをなじませてから、洗髪します。使うオイルはスキンケア用のピュアオイル(100%オイル)を選びましょう。
> 週に一度のオイルクレンジングで、頭皮にごほうびスペシャルケア
■炭酸水
他にも、自宅でできるケアには、シャンプー前に頭皮に「炭酸水」をかけるプレケアもあります。炭酸水の気泡が皮脂や古い角質を取り去ってくれるだけでなく、炭酸水に含まれる二酸化炭素が血行促進を促します。
「炭酸水」はコンビニで販売しているもので構いません。
サロンで行うスペシャルケア
■ヘッドスパ
自宅で行う場合は、汚れの落とし忘れやすすぎ残しがないよう注意して行う必要がありますが、美容院やサロンなどで行うヘッドスパには、その心配はありません。
それだけでなく、専門知識のある方にマッサージしてもらえるため、「頭部のコリをほぐす」効果や、「リラグゼーション」効果も期待できます。ワンランク上の頭皮ケアを行いたい方におすすめです。
シャンプー選びも大切
頭皮汚れを落とすためのケアには「シャンプー選び」も大切です。
汚れをしっかり落としたいから、という理由で洗浄力の強いシャンプーを選ぶのはNG。
頭皮クレンジングをした後は、頭皮は敏感になります。洗浄力が強いシャンプーは、頭皮への刺激も強いため、負担の少ない低刺激のアミノ酸シャンプーがおすすめです。
頭皮の汚れを放っておくと、かゆみ・薄毛につながることも…
頭皮につまった汚れが原因となって、頭皮が炎症を起こしたり、頭皮がかゆくなることがあります。頭皮をかいてしまうことで、毛根が弱り、抜け毛につながることも。
あらゆる頭皮トラブルを防ぐためにも、常に頭皮をきれいな状態にしておきましょう。
> 汗だけじゃない!頭皮のかゆみの原因。今日からできる対策を知りましょう
> かゆみ…赤み…乾燥…春の頭皮トラブルを乗り越える!スキンケア習慣
まとめ
自分では見ることができない『頭皮の汚れ』。
汚れの原因は「皮脂や古い角質」、または「花粉やほこり」ですが、頭皮汚れを落とすためには、日頃から正しい方法で髪を洗うことが大切です。また、週に一度のスペシャルケアを行うことでより頭皮を清潔な状態に保つことができます。
頭皮もカラダの一部です。大切に向き合ってすこやかな髪を育てましょう。
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by 美髪研究所編集部 |
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