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環境によりそう製品作りとは《板坂諭×uruotteトークレポート②》

環境によりそう製品作りとは《板坂諭×uruotteトークレポート②》

メディア向けプレスイベントにて、uruotteが11月に行うリニューアルを記念してトークショーを行いました。ゲストとしてお迎えしたのは、パッケージのデザインを担当してくださった建築家・デザイナー・アーティストの板坂諭さん!

今回は3回にわたってその模様をお届けします。

前回のお話
価値観を変えるデザイン《板坂諭×uruotteトークレポート①》

板坂作品とuruotteの共通点とは?

板坂さんのエルメスでのお仕事や、他のデザインワークでも日本の良いものを世界に発信することに力を注いでらっしゃるそう。

そんな板坂さんは、uruotteの「良いものを真摯に生み出そうとする」姿勢に自身との共通点を見出して下さったそうです。

板坂さんとのコラボレーション第一弾であるuruotteリタッチヘアマスカラのパッケージをデザインして下さった際には、uruotte代表の笹川が良質な藍や栗など、国産の上質な成分を求めて地方を巡った話を聞き、日本の良いものを発信したいという心意気に共感した、とお話下さりました。

リタッチヘアマスカラのパッケージは、日本の原風景で見られるよう淡いグラデーションをデザインに取り込み、髪が染まっていく様を表現したデザインとなりました。

uruotteにおける「自然」と「環境」

uruotteは、15年前の発売当時からずっと「自然」と「環境」が大きなテーマとなっています。リタッチヘアマスカラに配合している茶の実オイルは、日本の耕作放棄地で育てられたものです。

現在の日本では急須でお茶を飲む習慣がなくなりつつあり、お茶の生産が高級茶またはペットボトル向けの廉価なお茶の二極化が進みました。 さらに後継者不足もあって、日本全国でお茶畑が荒れ地になっているというのはニュースでも報道されている通りです。

代表の笹川が佐賀の耕作放棄地で茶の実オイルづくりをされている方に出会い、オイルの品質の良さや、地域を活性化する取り組みに共感して、uruotte製品にも使わせていただくこととなりました。

2in1で排水・プラスチックの削減を

uruotteはシャンプーとコンディショナーを1本とする2in1シャンプーです。2in1することで、使用する水や排水だけでなく、プラスチックの容器の削減にもつながっています。 また、uruotteのシャンプーは99%植物由来の原料であるがゆえに、雑菌によわく、一般的な詰め替え用がつくれないというジレンマがありました。 それでも、発売当初から「プラスチックを減らしたい」という気持ちが強く、なんとかできないかと探し出したのが、特殊な詰め替え容器です。

2006年から使っているのですが、最大で90%ものプラスチックを削減してきた計算です。

髪、お肌、環境にも優しいプロダクトへ

uruotteは11月に、初のフルリニューアルを行います。品質やパッケージはより良くバージョンアップ、そして価格の改定にも努めました。

新パッケージのデザインを担当して下さったのも板坂さん。

次回は新パッケージについてお伝えします。


つづき
uruotte新ボトルに込めた想い《板坂諭×uruotteトークレポート③》

 

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