髪を入り口に、すこやかで心地よく、
美しく生きるためのヒントをお届け
「むすんだときに、髪の量が少なく感じる」
「鏡で見たとき、髪の分け目が目立つ」
その症状、「気のせい」ではないかもしれません。
いま、薄毛や抜け毛に悩む若い女性が増えているのです。
あなたの抜け毛の原因をチェックしてみましょう
早い人で10代から抜け毛の症状がでることもありますが、環境や生活によって原因はさまざま。
あてはまる項目がないかチェックしてください。
□ ヘアカラー、パーマをしている
□ エクステをしている
□ ヘアスタイルを何年もかえていない
□ ダイエットをしている
□ 食事を抜くことがよくある
□ 寝不足が続いている
□ 寝る前までスマホを見ている
□ いそがしくてイライラしがち
どうして?…抜け毛が増えるのには理由があります
おしゃれのため、美容のためにつづけていることが、かえって抜け毛を増やす原因かもしれません。
・ヘアスタイル、ヘアカラー
エクステやおだんごヘアなど、髪を同じ方向にひっぱりつづけると、牽引性脱毛症をひきおこす可能性があります。また、美容師さんはカラーやパーマの薬剤をつける際に手袋をします。薬剤はそれだけ肌に負担になるのです。
・食生活の乱れ
食事をお菓子におきかえたり、痩せるためにかたよった食事をしていませんか。
髪はタンパク質からできています。さらに髪をつくるためにミネラルやビタミンが欠かせません。
栄養が足りなければ、美しくてじょうぶな髪はつくれません。
過度なダイエットによって生理不順になると、髪の成長をうながすエストロゲンという女性ホルモンが減少し、髪が抜ける、パサつくなどのトラブルにつながります。
・睡眠不足、スマホ
エストロゲンは、夜寝ている間に分泌されます。忙しいからといって睡眠時間をけずると、お肌も髪も荒れてしまいます。眠る直前までスマホを握りしめている人は要注意。スマホのブルーライトは太陽に近い性質があり、睡眠のリズムを崩してエストロゲンの分泌をさまたげてしまいます。
・ストレス
頭皮にもたくさんの毛細血管があり、酸素や栄養をはこんでいます。ストレスが血管を収縮させて血の流れがとどこおると、髪をつくるのに必要な栄養が届かなくなります。
自宅で、自分で、カンタンにできる抜け毛の対策法
抜け毛の原因になるとわかっていても、すぐに生活サイクルをかえたり、ストレスを減らすのは難しいものです。
毎日の生活のなかでカンタンにできる対策をご紹介します。
なんとなく繰り返している習慣を、ほんの少し意識して変えてみてください。
・ヘアスタイルを変えてみる
毎日同じ分け目ではなく、たまには反対に分けてみる、髪を結ぶ場所をかえるなどアレンジを。ブラッシングは髪をひっぱらないよう、絡まりをほどきながらゆっくりと。
・髪に必要な栄養を摂取する
髪をつくるのに必要な3大栄養素は、「タンパク質・ビタミン群・ミネラル」。ワカメが髪にいい、といわれるのは、髪の成長に必要なビタミンやミネラルを豊富にふくんでいるから。(ただ、たくさん食べると髪が生えるという説は医学的に根拠がありません。)
外食のときも炭水化物やタンパク質ばかりにかたよらないメニューを選びましょう。
・毎日1分のマッサージ
首や肩と同じように、頭皮にも「コリ」があります。こって血流が悪くなった頭皮を揉みほぐしましょう。テレビや雑誌などを見ながらでかまいません。1分でも、毎日マッサージを。
マッサージが難しい場合は、血行促進効果のある頭皮エッセンスをつけることもおすすめです。
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・夜のPC、スマホは「短め、暗め」
夜遅くまでPCで仕事という方は、ブルーライトカットのPCメガネを使ってみましょう。
寝る前のスマホはできるだけ短めに。画面を暗めに設定したり、フィルムやアプリなどでブルーライトをおさえましょう。
気にしすぎもNG。長い目で楽しく抜け毛対策を
見た目年齢や若々しさは、髪に大きく左右されます。
乱れたヘアサイクルをととのえるには最低でも3ヵ月かかりますが、正しい対策によって抜け毛を改善することは可能です。人の視線を気にしすぎるとストレスが増えてしまいます。ヘアアレンジや通気性のよい帽子など、おしゃれを楽しみながら、じっくり対策していきましょう。
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by 美髪研究所編集部 | |
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