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夏野菜を味方に【薬膳】からだを整えるお弁当 vol.10

こんにちは、[からだリセット]料理人の中島芙美枝です。

毎月第一金曜日、表参道のコミュニティサロン「Grenier(グルニエ)」にて、完全予約制で「からだを整えるお弁当の会」を開催中。

自然栽培のお野菜や手作りの発酵調味料をつかって、体調をととのえるお弁当をつくります。



梅雨真っ盛り。雨の日が続きますね。


夏野菜の季節

少し前まで端境期だったのが嘘のように、続々と夏野菜が出てきました。

胡瓜やトマト、茄子、オクラ、ズッキーニ・・・。

これらのお野菜は夏を生き抜く力を持っています。

上手に取り入れ、体の中から暑い夏に備えましょう。



7月の「からだを整えるお弁当」メニュー



暑くなってくると、玄米ご飯を重く感じる方も増えてくるかと思います。

夏は少し軽い「麦」が食べたくなる季節。

今回は、玄米ご飯に、お肌を綺麗にし、利尿作用にも優れたハトムギ、そして、古代小麦のスペルト小麦を混ぜて炊きました。

夏になると冷麦や素麺など「麺」でいただくのも美味しいですが、普段のご飯にまぜて摂り入れると夏の食卓のバリエーションが少し豊かになりますね。



夏のお弁当にかかせない

そして、夏のお弁当といえば梅干し!

今回は、つるむらさきのおひたしに梅の果肉を加え、さっぱりと。

ご飯には梅干しの副産物である赤紫蘇を混ぜ込みました。

梅干しには、夏バテや疲労回復に効果的なクエン酸が含まれ、赤紫蘇は鉄分たっぷり

さらに、お弁当を傷みにくくする効果もあり、この時期一石二鳥な食材です。



女性にうれしい「おから」を使って

メインにしたコロッケはおからに季節のお野菜を。

「おから」はお豆腐などの大豆加工品を作る過程で出る、いわば搾りかす。

HiCさんによる写真ACからの写真

しかし、イソフラボンやタンパク質、繊維質、脂質と女性に嬉しい栄養たっぷり

糖質は高くないので、美容やダイエットにおすすめの食材です。

「卯の花」とよばれる煮物としていただくことで有名ですが、お子様には苦手な方も多いようです。

コロッケやハンバーグ、クッキーなどの生地に加えると、とっても食べやすくオススメです。



さて、来月は夏真っ盛りの8月。

2019年も後半戦。

梅雨明けの暑さを想像するとぞっとするのが本音ですが、食の力で暑い夏を乗り越える、夏バテを防ぐお弁当をお届けする予定です。

8月のお弁当はこちら



中島さんの【からだを整えるお弁当の会】は、毎月第一金曜日ランチ(11:30~14:30)開催。

その場でお召し上がりも、お持ち帰りもOKです。完全予約制。詳細とお申込みはこちら→


 Grenier
community salon by uruotte
中島芙美枝 料理家
北海道生まれ。ニューヨーク、東京でのメディア会社勤務を経て、食の道へ。やまと薬膳オオニシ恭子師に食養を学ぶ。 美味しく、楽しく、美しい、「ほんもの」の食を提案する。「atelier MARU」より、自然栽培のお野菜と手作りの調味料を使ったお弁当やケータリング、社食、料理教室、コラムの執筆など活動。毎週火曜日代官山、毎月第一金曜日表参道にてランチを提供。インスタグラム

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