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色彩の心理作用を知ることでバスタイムをもっと豊かに

色彩の心理作用を知ることでバスタイムをもっと豊かに

2020年のリニューアルで、中身も外見もアップデートされたuruotteのナチュラルシャンプー。パッケージデザインは、建築家・デザイナー・アーティストの板坂諭さんによるものです。

エルメスのプティアッシュというコレクションの中で陶器やクリスタルなどの小物を中心にプロダクトデザインを担当、という貴重な経験をお持ちの板坂さんが、「日本の上質な素材を伝え広めたい」というuruotte の想いに共鳴して提案してくださった美しいカラーワーク。

板坂愉
板坂愉 氏

定番3種類のメインカラーは、ノーブルフラワーがピンク、無香料がグリーン、エキゾチックフラワーがパープルとなっており、それぞれ配合されている特徴成分にちなんで決められたそうです。

普段、私たちは物を見る時に眼球から光の波長の違いを捉えて色を識別しています。そうして判断された色感覚は、知らずのうちに私たちの心身にも影響を与えています。

そこで今回は、uruotteのパッケージに用いられているカラーにはどんな心理作用があるのかについてお話したいと思います。

優美さを象徴するピンク、安らぎをもたらすグリーン

ナチュラルシャンプー ノーブルフラワーのピンクは、髪と頭皮のうるおいキープのために配合されている芍薬(ピオニー)の花の色が投影されています。古くから 「立てば芍薬 座れば牡丹 歩く姿は百合の花」という、周囲を魅了するような美しい容姿や振る舞いを形容する言葉があるように、芍薬の花は日本の美を象徴する花のひとつ。

そしてピンクという色もまた、日本に限らず見る人に幸福感をもたらしくれる色として知られています。ちょっとイラっとしてしまった時も、ピンクのメイク、ピンクの服、ピンクのブランケットなどによってやさしい気持ちにスイッチしやすくなる。心に張りを与え、生きる喜びを呼び起こしてくれる愛の色です。そのほか女性ホルモンのバランスを整える味覚的な甘さを感じさせるといった作用があるといわれています。

ナチュラルシャンプー 無香料のグリーンは、髪と頭皮を健やかに整える目的で配合されている宇治茶エキス茶の実オイルからイメージしたグリーン。抗酸化物質であるフラノボイドを含む緑茶は日本人の健康に欠かせないもの。またグリーンという色も、自然、調和、健康、安心感や若々しさを想起させ、リラックスを促してくれる色です。そのほか、観葉植物を置くなどして部屋にグリーンを取り入れることで、目の疲れが癒される副交感神経が優位になるといった作用があるといわれています。

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