髪を入り口に、すこやかで心地よく、
美しく生きるためのヒントをお届け
こんにちは。
子どもの「心の安全基地」を3歳までに創る!“脳心育(のうしんいく)スキンケア”アカデミーを主宰している長田 和歌子です。
私は、自身が幼少期よりアトピー性皮膚炎を患い、痒みと格闘したことや、同級生にからかわれた経験があります。
「そんな経験を我が子にはさせたくない!」という想いから、肌をすこやかにたもつ方法はないものか…と模索してきました。
そのなかで出合ったひとつの方法が“スキンケア”だったのです。
赤ちゃんからのスキンケアの基本を知ることで、育児中の皆様のお役に立てればうれしいです。
この時期になると、お母さんたちから問い合わせが殺到するのが、“肌の乾燥”です。
大人でも適切なケアができていないと、途端に乾燥してしまう冬。子どもの未熟な肌なら尚更です。
乾燥を放置しておくと…?
この“乾燥”、「子どもだから仕方ないよね」「まぁ、何か塗ったところでまた乾燥するし…」と放って置かれるお母さんが実際、けっこういらっしゃるのですが、実は放っておくと、大変なことになるんです!!
それは、ただ単に乾燥している状態だけでなく、乾燥から痒みに発展する場合もありますし、そして何より、免疫力が下がる可能性もあるのです!
小さなお子さんをお持ちのお母さんにとって、免疫力が下がるとは聞き捨てならないはず。
肌と免疫の関係
なぜ、肌と免疫力が関係しているのかというと、「肌は感覚器」だからなのです。
もう少し詳しく説明しますと…。
たとえば、ちょっとごわごわした下着を着たとき、不快な気分になったりしますよね?
でも、人間って、時間が経つと慣れてしまいます。すると、朝は気になっていたのに、昼過ぎには気にも留めていないことってけっこうあります。
でも、気にならなくなっていても、肌はずっと不快だという信号を脳に送り続けていることに!
すると、自律神経に影響し、免疫が下がるというデータがあるほどなのです。
逆に、心地よい下着などに包まれていると、免疫が上がるとも言われています。
乾燥を侮るなかれ!
このように、肌という感覚がどう感じているかによって、免疫力まで左右しているのです。
そう思ったら、肌が乾燥している状態ってどう思います? そう、不快ですよね。
乾燥が進むと、関節を曲げ伸ばしするだけで、ピキッとつれるような感覚になったりしますし、パックリと割れてしまうことも…。
そんな状態が続くと、自分自身は「またか」くらいにしか思わなくても、肌はずっと不快信号を脳に送り続けていることになるのです。
だからこそ、たかが乾燥と侮ることなく、しっかりご自身もお子さんも対策をされてくださいね!
肌がしっとり潤うだけで、心地よい=快の情報が脳に送られますし、親子のコミュニケーションの時間にもなります。
冬から春にかけてがもっとも乾燥するシーズンですので、春先までしっかり保湿されることをオススメします。
長田 和歌子(ながたわかこ)さん「脳心育スキンケア・アカデミー」主宰、美容エディター
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