コミュニティサロン
まるで屋根裏部屋を探検するように、思いがけない発見があり、新しい体験に出会える。
食、健康、暮らし、アートまで好奇心に満ちてワクワクがつまった場所。
パレスチナ刺繍帯プロジェクト
中東のカワイイ雑貨と食べもの vol.12 ガザ緊急支援の会

Middle Eastern Handicrafts and Food Bazzar
- 中東のカワイイ雑貨と食べもの 展示販売会 -
概要
2023年10月27日(金)~29日(日)
12:00~18:00(最終日のみ17:00まで)
「中東のカワイイ雑貨と食べもの」ガザ緊急支援の会
「中東のカワイイ雑貨と食べもの」では、常日頃から中東の難民を含む人々共に、モノヅクリによる支援をしている団体や、商品を輸入している団体さんにご参画いただき、日本の方々に「カワイイ・美しい・おいしい」という観点から中東の手仕事や食べ物をご紹介しています。現地の人々を支援したい、応援したい、という気持ちでみなさん活動していますが、あえて「支援」という言葉を使わないようにしています。「カワイイから、ステキだから」購入いただくことが、サスティナブルだと思うからです。
しかし、緊急支援が必要なときは、みなさまに支援の呼びかけをしています。2月におきたトルコ・シリア大震災のときは、多くのご支援をいただきました。みなさまの現地の人々を想う気持ちに、私たちも励まされました。いまは、ガザ地区の人々に緊急支援が必要です。10月7日から始まった戦争でイスラエルによるガザへの攻撃が激化しています。イスラエル側にも、ハマスらによる攻撃で多くの市民に犠牲がでました。どちらの行為も、決して許してはいけない戦争犯罪です。
今回はパレスチナで支援活動をおこなっている「パレスチナ子どものキャンペーン」も参加し、ガザの女性たちによる刺繍を販売します。
ご購入いただいた代金は経費を除き、支援活動に充てさせていただきます。そのほか参画団体おのおの、みなさまからご購入いただいた代金の20%~50%を、UNRWA(国連パレスチナ難民救済事業機関)・国境なき医師団・Sunbula(エルサレムにあるパレスチナの手仕事の販売支援NGO)にご寄付させていただきます。
※現地の人々に商品をつくっていただいた賃金はもちろんお支払い済みです。
会場では中東のグラスワインをお楽しみいただけます。1杯1000円、そのうち500円をご寄付とさせていただきます。
▼活動内容をご覧いただけます
パレスチナ刺繍帯プロジェクト(Instagram)
https://www.instagram.com/palestinian_embroidery_obi/
アイテムと出展団体
中東のカワイイ雑貨
タトリーズ ※10/27-28の2日間出展予定(見合わせる可能性あり)
パレスチナ支援NGO「パレスチナ子どものキャンペーンによる」パレスチナ刺繍の雑貨。ガザに住む耳の聞こえない女性たち、レバノンのパレスチナ難民キャンプの女性たちが刺繍しています。ご購入いただいた代金は経費を除き、支援活動に充てさせていただきます。
架け箸
パレスチナ自治区ベツレヘムの職人による、オリーブウッドのお箸や食器を現地の生産団体から直接仕入れています。オリーブはパレスチナの人々の生活に欠かせません。その古木や折れた枝、剪定材を、一点物のすてきな食器に加工しています。同自治区ナブルスの女性デザイナーによる伝統織(カフィーヤ)のカバン、雑貨も、日本向けに製作してもらい販売しています。下に今回のチャリティバザーに寄せたメッセージを載せました。
https://kakehash.thebase.in/
“10月7日以降、現地の方々は勿論、繋がりのある私達も感情を見失いそうになりながら平和と停戦を求めてきました。 架け箸の作り手の皆さんは西岸地区に住んでいて無事の確認が取れていますが、西岸の情勢も日々変化しており、彼ら自身に危険が及ぶ可能性は拭えません。また、ガザ情勢を受け、彼らも精神的に苦しい思いを抱えています。それに加え、これからまさに観光のシーズンだったはずが外国人退避という状況になり、収入面も先行きが読めない状況です。 今回はガザ緊急支援として最前線で動いている団体へ寄付させていただくとともに、西岸の担い手への発注に繋げていきたいと思います。”
カフェバグダッド ※10/28のみ在廊します。
中東文化を発信する仮想アラブカフェ。中東のお菓子「バクラヴァ」のガイド本や、中東文化に関する冊子を販売。
https://twitter.com/cafebaghdad
メッセージ
“ガザ地区やイスラエルを何度も訪ねたことのある身としては、今回の事態に強い怒りと深い悲しみを禁じえません。中東の素晴らしさを紹介するZINEの発行を通じて、日本で中東に対するポジティブな関心をより高められたら、と思いながら活動しています。当日は、中東菓子バクラヴァについてのガイドブックや、リアルな中東を紹介するエッセイ集などを販売し、一部をガザ住民支援活動に寄付したいと思います。”
イブラ・ワ・ハイト
シリアから近隣諸国に避難している女性たちによる刺繍雑貨やアクセサリー。ニットのショールや帽子も大人気です。2月のトルコ・シリア大震災のとき、たくさんのご支援をありがとうございました。今度はイブラワハイトがガザの人々を支援する時だと、と声をあげてくれました。
https://ibrawkhait.thebase.in/
“イスラエルのガザ攻撃が起こる少し前の9月中旬以降、シリアのイドリブでもアサド政権とロシアによる空爆・爆撃が再燃しており、またもや多くの人が犠牲になっています。今回のイベントの目的は、現在の状況を受けてのガザの市民の方々への連帯を示すものであると思いますが、シリア国内外で避難生活を続ける女性たちとの共同作業をしてきた「イブラ・ワ・ハイト」としては、この機会に寄せて、以下のようなシリア人の友人の言葉を共有し、ガザの人々との連帯を示したいと思います。
ガザの人たちよ、
我々の祈りはあなた方と共にある
爆撃がなんであるかを本当に知っているのは私達だから。
自分の家が崩れ落ちるとはどう言うことかを本当に知っているのは私達だから。
愛しい人を失くすとはどう言うことかを本当に知っているのは私達なのだから。
私達はあなた方の、その重荷を少しでも軽くできればと思っている。
唯一あなた方に知って欲しいのは、
ここで皆があなた方のために泣き、胸が締め付けられる思いをしていることだ。この友人はこのあと、「世界には何も期待しない、神様のみが我々に慈悲を垂れてくださる。忍耐の後に報いもあるだろう」と呻くように続けます。包み隠さない、心の奥から絞り出される言葉。でも、この心を切り刻む響きを持った言葉を聞いたからこそ、人の連帯を改めて示すべきなのだと思っています。”
パレスチナ刺繍帯プロジェクト(中東カワイイ店主)
パレスチナ刺繍による帯や雑貨、ベツレヘムパールの帯留めや耳飾りなどを販売します。帯は、ガザとヨルダン川西岸の女性たちに刺繍していただいています。今回の戦争で、刺繍センターのマネージャーとは連絡とれましたが、刺繍をしている8つの難民キャンプの女性たちの安否確認はできていません。戦争が終わったら再びガザの女性たちにも刺繍を注文し、帯づくりを再開します。
https://www.instagram.com/palestinian_embroidery_obi/
●ご予約について
予約不要です。皆様のお越しをおまちしております。
●みなさまへのお願い
*お持ち帰り用のエコバッグをお持ちください。
●お問合せ
パレスチナ刺繍帯プロジェクトby ICEJ /Palestinian Embroidery OBI Project
Email: info@icejinc.co.jp
Tel: 090-2145-9466(山本)